2014/07/23

ジャッジ・ドレッド


 面白い。最高に面白くて何度でも観たいというレベルではない。が、かなり面白かった。
 犯罪組織が支配する高層ビルに法執行者が閉じ込められ外部と遮断され、犯罪組織と不利な戦いを強いられるというシチュエーションはタイ映画のザ・レイドとほぼ同じだ。ザ・レイドの方が公開が一年ほど先だが、ジャッジ・ドレッドみたいなハリウッド映画は準備に数年は掛けているので、ザ・レイドが公開されたより前に脚本が書かれているはずだ。Wikipediaだと2008年に書かれたとあるのでパクリということはないと思う。(が、本当のことなんか私が知るわけない)
 全てがスローモーションに感じる麻薬というのが出てくるので、スローモーションにも意味があり、ゆっくりと弾丸が身体を破損させていく様など、おもしろいゴア表現がありアクションは飽きさせなかった。
 だが、主人公に魅力が強すぎる。凄腕なのはわかるがこの状況ならもっとピンチ感があってもよかった。
 また一回もメットを取らない事に象徴されるように、誰にも心を開かない。なので感情移入が出来ないキャラクターになっていしまった。せっかく相棒の新人はサイキックで心が読めるのだが、大して意味が無い。
 序盤にジャッジ・ドレッドの凄腕ぶりを切れ味よく描き、高層ビルに閉じ込められてジャッジ・ドレッドが少し狼狽えるくらいの大ピンチの連続を新人の相棒と力を合わせて切り抜ける。そして途中でドレッドはヘルメットを脱ぐべきだ。