2014/08/04

ストリートファイター/Hard Times


【物語】  流れ者のチェイニー(チャールズ・ブロンソン)は賭け喧嘩を見かけ、マネージャーのスピード(ジェームス・コバーン)に自分の拳を売りこむ。スピードは故郷の町にチェイニーと共に帰る。街の有力者で街一番の選手を抱えているチックに勝負を挑む。 


 オープニング、ブロンソンが貨物列車に無賃乗車してる。良い。素朴で少し悲しい音楽とあいまって泣きそうになる。  
ブロンソンとコバーン最初から最後まで二人の距離が縮まらないのが良い。ベタベタしない距離感。  
 中盤でブロンソンは大勝負に勝ち、二人は大金を手にする。そしてその日の夜にコバーンは賭博で自分の勝ち分をすってしまう。勝負の元手にギャングに借りた金まで返せなくなる。コバーンはブロンソンに泣きつくがブロンソンは完全に無視する。ココらへんがリアルで良い。
  最終的にブロンソンはコバーンを助けてやるが、これもコバーンに同情したわけじゃなく、女にフラれて金の使い道がなくなり、暇つぶしにシカゴから来た男と戦っただけだ、全財産をかけて。女にフラレなかったら助けてないだろう。
  最後、私はブロンソンが負けるんじゃないかと思ったが、ブロンソンは勝って、去っていく。コバーンは奴は大した男だというが、全くその通りとしかいいようのないキャラクターだった。素性がわからない放浪者だが不思議な人間的な魅力があり、腕が立つ男。ブロンソンそのもののような役だった。