2014/06/12

ベルリンファイル


ベルリンで活動する北朝鮮のナンバーワン工作員。ある日自分の妻が党を裏切っているかもしれないという情報を得る。工作員は妻を調査し潔白であることを党に証明しようとするが、事態は悪化し、自分自身も何かの陰謀のために罠にはめられたと知る。工作員は、党と韓国の諜報機関に追われながら妻とともに陰謀を暴く。
という、物語。
北朝鮮の工作員が、こんなジェイソン・ボーン見たいにスタイリッシュに強く、装備も最新なあたりが映画っぽすぎるきらいがあるが、まぁ映画だから。(昔、亡命した北朝鮮の工作員で日本人を実際に拉致していた男が拉致のコツは、如何に飛び蹴りを綺麗に決められるかどうか、とインタビューに答えていた。実際にはそんな感じなんだろう)
だが、面白い。アクションは最高だ。非常にレベルの高いアクション映画だ。とくに最後の格闘のアクションは切れ味よく見応えがある中に、拳銃で殴りあうというような泥臭さがあり、それがリアルな感じをだしててよかった。
アクションはスタイリッシュなハリウッドテイストなのだが、物語にはリアリティある。北の最高指導者が死亡した党内のゴタゴタに乗じて、陰謀がめぐらされる。そして陰謀の真相の俗な感じが非常にリアリティがあり納得できた。



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