2014/06/12

The Hangover Part III / ハングオーバー!!! 最後の反省会


こういう一作目が大ヒットしたので作られたコメディ映画の続編ってやつは、大抵面白くない。大抵面白くない。そうだ、大抵は。
大抵は二作目は前作をスケールアップさせ、同じことをやる。そして三作目はパターンを変えて全然違う作品になり、ファンにコケおろされ、そのシリーズは終了する。
このシリーズもこれに当てはまっているのかもしれない。三作目はどうも大分評価が低いので、このパターンに当てはまっていると思う人も多かったのかもしれない。
 私は、それをわかった上で、微妙にそれを外してきている印象を受けた。
二作目は、一作目とほぼ同じことが起きるが、微妙に違う、デジャブでも観てるような感じが面白い物語で、ちゃんと続編を作った価値があると思える作品だった。
今回は前作2作と全く違う、つながってはいるが、全然違う。タイトルの Hangover(二日酔い)もしてない。前作二作で一緒に馬鹿騒ぎしていたアジア人の犯罪者の犯罪に巻き込まれ、ギャングに脅されアジア人を追うという物語。最後に一番のトラブルメーカーがもう大人になろうと決意しこのシリーズは終わる。妥当で綺麗な終わり方だと思う。
だが、もっともクソ重要な事は笑えるかどうか、面白いかどうかだ。この映画は三作ともクソ面白かった、なかなかこれはできることじゃないと思う、コメディ映画でシリーズになるとスケールはアップしていくが笑いは少しずつ減っていく。だがこいつは三作ともまったくレベルを落とすことなく終わらせた。最高だ。
ついでに言えば、特典映像も最高だった。

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