2014/06/19

ラストスタンド






【物語】
護送中の麻薬王が組織の部下たちに襲撃させて脱走。麻薬王は400キロだせるシボレーで逃走。FBIと警察は道を封鎖するが麻薬王の組織は軍隊のような重装備で封鎖は簡単に突破され、麻薬王を見失ってしまう。
そんな時、メキシコとの国境近くの街の保安官レイは国境の渓谷で武装した集団が橋を掛けているの発見し、FBIの情報から麻薬王が逃走する橋だと確信する。保安官レイは麻薬王の逃走を阻止する為に、武装集団に戦いを挑む。

面白かった。子供の頃に見ていたあのシュワルツネッガーの80,90年台のアクション映画のカラッとした感じ。懐かしい。
監督はキム・ジウンでハリウッド進出第一弾。今までの作品は、面白いが、少し変わっていて、血生臭く、長すぎるというのが印象だった。
今回は107分と二時間以内で、血生臭ささもなく、自分らしさよりシュワルツネッガーの映画として撮っていて非常に面白かった。
良かったのは脇役があまり死なないことだ、序盤で一人で保安官の部下が死ぬ、これで保安官と部下に街のはみ出し者二人が結束する。戦いが始まって、そのうち二人がこれは死んだだろうというような感じで撃たれるが、ラストで命には別状ないような形で元気で出てくる。
これが作品の感じとバラスがとれてて良い。リアリティがないが、そんなことはだれもシュワルツネッガーの作品に求めてないだろう、最後にカラッと大団円として終わるには、死者は最小限度でいい。
よく軽い作風なのにバカバカ殺して、最後に主人公が全然気にしてないってのがあるが、あれは引っかかる。それならリアリティを無視して生きてたほうがいい。

あまり評判は良くないらしいが、シュワルツネッガー映画として最高に面白かった。シュワルツネッガーが馬鹿でかい銃をぶっ放し、ぶっ放し、ぶっ放す。そしてぶっ放す。荒唐無稽なアクションに、クソ速い車、銃。最後はシュワルツネッガーが力で悪を打ちのめす。ワァオ!

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