2015/01/28

ホビット 決戦のゆくえ/The Hobbit: The Battle of the Five Armies


【物語】※ネタバレあり
火竜・スマウグは飛び立った!


そして港町をその紅蓮の炎で焼き払う。その強大な力を前に人々は逃げ惑うことしか出来なかった。ただ一人、射手のバルドを除いては。バルドは黒い矢をスマウグに撃ち込み殺した。祖先の汚名を雪いだのだ。
バルドは生き残った民を連れエレボールへ向かった。ドワーフから約束通りスマウグの財宝の分前を受け取るためだ。町を再建しなければならない。
闇の森のエルフ王も祖先の財宝を取りもすためにエレボールに向かった。
エレボールにいるトーリンは竜の病を患った。財宝の独占欲と猜疑心。祖父と同じ病だ。黄金の山に引きこもり、部下たちにアーケイン石を探させるだけだった。
アーケイン石はビルボが持っていた。だがアーケイン石をトーリンに渡せば竜の病が悪化すると思いトーリンに渡すのをためらっていた。
人間とエルフたちがやってきた。トーリンは彼らの要求を突っぱねた。財宝をめぐる戦が迫っていた。
ガンダルフはサウロンに囚われていた。ガラドリエル、サルマン、エルロンドがサウロンを退けガンダルフを救出する。ガンダルフはすぐにエレボールに向かう。サウロンの計画を伝えるために!
サウロンはエレボールを奪うつもりだった、中つ国を滅ぼすための拠点とするために。
サウロンの命をうけ、アゾグの軍と北方からボルグに率いられた援軍がエレボールに向かっていた。五軍の合戦は目の前だ。
トーリンはエルフ軍とバルド率いる人間の軍と向かい合っていた。ビルボはアーケイン石をエルフ王とバルドに渡し、戦を回避するように交渉をするように図ったが、トーリンの竜の病は深く、失敗に終わった。そこにトーリンの従兄弟のダインが軍団を率いて援軍にやってきた。遂に開戦というときに、アゾグの軍がエレボールにやってきた。エルフ、人間、ドワーフはアゾグのオーク軍に奇襲される。 劣勢を強いられる三軍。トーリンはエレボールの奥の王座に座っていた。部下や友であるビルボの諫言が頭を巡っていた。私は祖父のようにはならぬと誓ったはずだ!トーリンの病は晴れた。トーリンはドワーフを率い戦場に飛び出した。目指すはアゾグの首ただ一つ、やりかけた仕事を片付けるのだ。
ボルグの援軍も駆けつけ劣勢を強いられるトーリンたち、激戦のなかドワーフの戦士たちも倒れていく。しかしトーリンはアゾグを激しい一騎打ちを繰り広げ、最後にはその胸に刃を突き立てる。だがトーリンも深手を負い、ビルボに見守られながら息絶える。指揮官を失ったオーク軍に更に茶のラダガスト率いる大鷲が襲いかかる。オーク軍は遂に撤退する。五軍の合戦は終わった。
ビルボはドワーフたちに別れを告げ、ホビット庄に帰る、そのポケットに一つの指輪を入れて。

【点数】75点(百点満点)

【感想】※ネタバレあり
 面白かった。だが文句なしに最高におもろかったかといえば、そうではない。
 少し合戦が長すぎる。かなり劣勢状態から辛くも勝利するのだが、合戦にやはり少し長い。だが、もちろん十分に面白いレベルで、原作に対する愛がある。
 原作付きを映画化するときの必要なのは、本質を見抜く目と、原作に対する愛だ。ピーター・ジャクソンにはその両方がある。ピーター・ジャクソンがホビットの冒険、指輪物語を映像化してくれて本当に良かったと思う。